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医療現場とっさのひとこと

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SGLT2阻害薬に関するとっさのひとこと

医師のとっさのひとこと
  ――他の医師からの質問編

SGLT2阻害薬に関する医療現場の会話についてアンケート調査を実施しました。
以下に結果の抜粋を示します。

共通調査概要はここをクリック

調査方法 インターネット調査
調査地域 全国
調査対象 直近1ヶ月間に製薬企業MRからSGLT2阻害薬の情報提供を受けた医師
回答者数 病院の糖尿病専門医 71件
病院の内科医 59件
医院・診療所内科医 64件
主な質問項目 直近1ヶ月間の各社MRのSGLT2阻害薬の情報提供回数
MRから受けた情報提供の内容
医師が患者さんや医療スタッフに説明した内容
医師がMRにした質問内容
SGLT2阻害薬に期待すること
標本台帳 社会情報サービス 調査協力ドクター
実施時期 2014年4月9日~4月11日

※本掲載情報はアンケート結果をもとにして作成しておりますが、薬剤特性の評価を保証するものではありません。

1.キーワードマッピング

SGLT2阻害薬に関する他の医師との会話の中では、「作用機序」の話題を中心に、「効果」「対象患者」「安全性」などが話題となっている。
「対象患者」では「若年~中年の肥満患者」、「安全性」では「脱水に対する注意」が関連ワードとして挙げられている。

2.他の医師との会話

SGLT2阻害薬について、他の医師から質問された内容と、それに対する説明内容を下記に示します。
ケース1:
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Q.どのような患者に使用したらよいですか
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A.若くてメタボ系の方がよいでしょう
ケース2:
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Q.安全性は
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A.今後の課題
ケース3:
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Q.どのような作用機序か
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A.腎臓での糖再取り込み阻害
ケース4:
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Q.候補症例
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A.中年までの肥満症例
ケース5:
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Q.効果
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A.体重減少での患者モチベーションアップ
ケース6:
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Q.新しい薬ってどう?
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A.いい薬だと思います
ケース7:
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Q.作用機序は
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A.腎尿細管におけるグルコースの再吸収を 阻害する
ケース8:
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Q.SGLT2阻害薬のメリットは何か
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A.体重減少がある
ケース9:
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Q.どんな薬か
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A.尿に糖を出させる薬
ケース10:
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Q.どの患者にも安全に使えますか
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A.高齢者や非肥満者は不適。長期間の安全性は担保されていない。
ケース11:
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Q.1.5 AGは使えるか
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A.全くあてにならない
ケース12:
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Q.作用機序
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A.近位尿細管からの糖の再吸収の抑制によって血糖を降下させる。
ケース13:
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Q.対象患者
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A.若年者
ケース14:
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Q.SGLT2阻害薬の発売時期は?
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A.2014年1月に承認、近く発売予定
ケース15:
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Q.いつ発売されるのか
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A.4月末以降
ケース16:
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Q.利尿作用の強さ
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A.脱水になるほどではない
ケース17:
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Q.安全性に関して問題はないのか
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A.夏場の高齢者には注意が必要
ケース18:
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Q.やせ薬ですか?
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A.糖尿病患者以外には使えませんよ
ケース19:
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Q.適する患者は
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A.肥満型の中年の2型糖尿病
ケース20:
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Q.その効果
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A.HbA1c0.6%ぐらい
ケース21:
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Q.製剤効能の機序について
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A.腎臓でのグルコース再吸収抑制
ケース22:
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Q.使用はどうしますか
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A.しばらく経過を見てから使いたい
ケース23:
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Q.1型糖尿病には使用できないのか
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A.できない
ケース24:
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Q.どのような感じなのか
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A.まだ分からない
ケース25:
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Q.作用機序について
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A.尿糖排泄
ケース26:
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Q.新しい機序の薬が出ますね
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A.腎性糖尿と同じような機序で
ケース27:
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Q.注意点について
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A.水分補給の励行
ケース28:
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Q.どういった作用機序で効果がでるのか
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A.尿中にブドウ糖を排泄する
ケース29:
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Q.どういう患者が良い適応か
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A.インスリン分泌低下のない過栄養の患者
ケース30:
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Q.どんな作用
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A.腎尿細管からの再吸収を抑制する
SGLT2阻害薬の「対象患者」「体重減少効果」に対する質問が多く見られ、「対象患者」として「若年~中年の肥満」と回答されている。
医師同士の会話から、新薬への興味度合、処方意向の高さがうかがえ、糖尿病専門医および専門医以外の医師への迅速かつ適切な情報提供が必要と考えられる。

アンケートにご協力ください

Q1. このページの印象を★の数でお知らせください。

Q2. ご家族がSGLT2阻害薬を処方されることになった場合、どの薬剤を処方してほしいと思いますか?

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最終更新日:2017年12月13日

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