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SDMR®(医師メディア接触調査)

S-DMR2007 ―医師のメディアに対する意識調査―

テレビ・新聞のマスメディアへの接触が減少傾向。
インターネット利用は年々増加傾向。
MR訪問率トップは2年前と変わらず「アステラス製薬」が首位。

「医師のメディアに対する意識調査」(S-DMRR)2007を昨年12月から今年1月にかけて関東・関西エリアで実施、その結果がまとまった。

この調査は2002年の初回実施以来5回目となる。テレビ・新聞などマスメディアから製薬企業MRによる訪問接触に至るまで医師を取り巻くすべての情報入手経路について、その接触状況を把握できる調査。テレビ・ラジオ・新聞・雑誌(一般紙・医学専門誌)・インターネット(PC/携帯)・学会/講演会・メーカーMRの接触および利用状況の他に、一般生活者向けの疾患啓発広告に対する感想や意向についても質問。調査対象は首都圏と関西地区の病院および診療所医師、回答数は1,576人。

  1. 各メディアへの接触状況に関する概要

    【テレビ・新聞・雑誌】
    医師が良く観るテレビ番組は、ニュースと情報バラエティが強く、特に「報道ステーション」が突出した強さとなっている。よく見るテレビ局は、例年同様「NHK」がトップで順位は変わらないが、各局ともここ数年で、「よく見る」割合が減少傾向にある。これは地上波に限らず、BSNHKにも共通する傾向である。昨今よく言われるように「テレビ離れ」が医師の間でも進みつつあるのではないかと推測される。普段よく読む新聞は「朝日新聞」が最も高く、「読売新聞」「日経新聞」が続くが、この割合も全体として減少傾向。雑誌についてはほぼ毎号閲読しているとして、雑誌では「日本医師会雑誌」、「日経メディカル」、「メディカルトリビューン」が3大接触雑誌となっている。さらに専門誌としては、「ジャミックジャーナル」「今日の医療指針」「THE NEW ENGLAND JOURNAL OF MEDICINE」の閲読率が高かった。一般向けメディアで関心を持って見聞きする医療関連情報は、「自身の専門の疾患領域に関する内容」が最も多かった。

    【インターネット・携帯】
    PCでのインターネットは「自宅と職場で利用」が6割近く、このスコアは年々増加の傾向にある。インターネットを「利用していない」は1割強、2003年に比べて半数近くに減った。ブラウザ立ち上げ時のサイトは「Yahoo!JAPAN」が突出して高い。アクセス頻度でも「Yahoo!JAPAN」は「ほぼ毎日」が45%。携帯電話では「ほとんど電話機能しか利用していない」が最も多いが、このスコアは時系列では減少の傾向にあり、逆に「ほとんどメールのみ利用している」は増加の傾向だった。

    【学会・講演会・医局説明会】
    「メーカー主催の講演会」の出席率は比較的高く、年間3回以上。「医局説明会」や「学会の地方会」「学会の全体会」が2回程度。「学会の国際大会」は出席しない医師が6割以上となる。医局説明会は、「0回」が3割強、「6回以上」の医師も3割弱と多く、出席する医師としない医師に大きく二分されることがわかる。印象に残っているセミナーについて、自由回答で聞くと、メーカー名としては「ファイザー」が最も多く、「アステラス製薬」「武田」がそれに続く。

    【メーカーMR】
    MR訪問率では「アステラス製薬」がトップ、ただし、訪問のあった医師ベースでのMR訪問頻度となると、「武田薬品」がトップ。企業好感度、MR訪問医師ベースでのMR好感度でも「アステラス」はトップを獲得。MR訪問があった企業のMR好感度を平均値でみると、最も好感度平均値が高いのは「アステラス製薬」。さらに「協和発酵」「第一三共」「アストラゼネカ」「塩野義製薬」「参天製薬」等が僅差で続く。MR訪問を問わず全体ベースで、企業自体の好感度をみると、「アステラス製薬」の好感度スコア(平均値)が最も高い。僅差で「第一三共」がそれに続く。以下「ファイザー」「武田薬品」「塩野義」「グラクソ・スミスクライン」「大日本住友製薬」等が続く。その他、「企業として底力がある」イメージの高い企業や、「社会性や良識がある」イメージが高い企業、「価値ある製品・サービスを提供している」、「将来への展望ビジョンを持っている」、「今後、発展しそう」、「医師向けの広告活動に積極的である」等々、企業のイメージについても質問している。

  2. 疾患啓発(DTC)への受容性と要望

    【疾患啓発(DTC)広告の受容度と望ましい疾患】
    治験広告や疾患啓発など医薬関連広告(OTC以外)の認知をみると、4割の医師が認知。接触媒体としては「テレビ」あるいは「新聞」が主流。全体の3割以上の医師が疾患啓発広告に好意を持っており、認知医師にとってみても半数以上が好意を持つ。好ましいと感じる主な理由は「疾患の深い理解」「潜在患者の掘り起こし」「コンプライアンスの向上」といったことがあげられる。「間違った知識を得る危険性」をあげてネガティブな評価の医師もいるが、それは少数派と言える。啓発疾患広告にふさわしい疾患としては「禁煙」「糖尿病」「認知症」「うつ」など生活習慣病や神経疾患に関するものが特に多い傾向。その疾患がふさわしい理由として、多くは「疾患のより深い理解」が得られることが主目的であり、喘息や花粉症、爪白癬や高血圧高脂血症では「コンプライアンスの向上」を目的とする割合も高かった。

    【DTCを望む疾患】
    啓発疾患広告を期待する分野(疾患)は、「禁煙」「糖尿病」「認知症」「うつ」といった点が回答者の3割を超えて高い。各疾患別に、その疾患啓蒙広告を期待する理由をみると、ほとんどの疾患では「疾患のより深い理解」が理由となっている。

S-DMR 2007年調査概要

調査方法

1.調査名 SSRI Doctors Media Research(S-DMR(R)2007)
2.目 的 臨床医のメディア接触の状況を定量的に調査し、意思を意識したメディア戦略策定の一助となることを目的とする。
3.調査方法郵送調査法
4.調査地域首都圏および関西地区
5.調査対象
 及び実施数
病院勤務医/開業医 合計 1,447名
病院医師:一般内科・循環器内科・消化器内科・心療&精神科・整形外科・皮膚科&アレルギー科・眼科・婦人科・泌尿器科・耳鼻咽喉科
開業・診療所医師:内科・診療&神経内科・整形外科・皮膚&アレルギー科・眼科・婦人科・泌尿器科・耳鼻咽喉科
各科50名前後(開業・診療所医師のみ100名強)
6.調査期間平成19年12月10日(月)~平成20年1月8日(火)

S-DMR2007 CONTENTS

Ⅰ.テレビ視聴状況
1.テレビ視聴時間帯
2.よく観るTV局【15局】
3.よく観るTV番組【平日・土日 275番組(民放)】
Ⅱ.ラジオ聴取状況(FM/AM)
4.最近1ヶ月間のラジオ聴取
5.ラジオ聴取時間帯
6.よく聴くラジオ局【関東関西 19局】
7.時間帯別よく聴くラジオ局【関東関西 19局】
Ⅲ.新聞閲読状況
8.新聞閲読状況【朝刊22紙】【夕刊12紙】
9.雑誌(一般紙+専門誌)閲読状況【29誌】
10.普段読んでいる専門誌【160誌】
Ⅳ.インターネット利用状況
11.インターネット利用度
12.インターネット利用時間帯
13.インターネット利用時間
14.サイト閲覧状況【24サイト】
Ⅴ.疾患啓蒙広告について
15.医療医薬品を対象にした疾患啓発広告の認知
16.見たことのある疾患啓発広告
17.医療用医薬品を患者へ直接広告することについて
18.疾患啓蒙広告を好ましく思う理由
19.疾患啓蒙広告が好ましくない理由
20.啓発広告を期待する分野・疾患【28疾患分野】
21.各疾患別にみた、疾患啓発広告を期待する理由
Ⅵ.メーカーとMRのイメージ
22.最近1ヶ月のMR訪問率【49社】
23.MR訪問頻度(訪問があった医師ベース)
24.MR好感度(訪問があった医師ベース)
25.企業好感度(MR訪問を問わず全体ベース)
26.企業のイメージ
27.企業の強み
Ⅶ.学会、セミナーなどへの参加状況
28.最近1年間の学会やセミナー出席回数
29.印象に残っているセミナー
Ⅷ.最近採用した新規薬剤
30.最近半年間に新規採用した薬剤
31.新規薬剤の認知経路
32.新規薬剤を使い始めるきっかけとなった情報入手先
Ⅸ.一般向けメディアでの医療情報収集状況
32. 一般向けメディアでの医療関連情報接触度
33.一般向けメディアで医療関連情報で関心を持ち見聞きする内容

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