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医師のメディア調査『S-DMR2011』サマリー

インターネットとモバイルの利用は?

■ネット利用は9割強、接続時間は2.6時間/日。モバイル機器でのネット接続は約半数に。■

 インターネットは、もはや情報媒体として従来のマスメディアを超える重要度を持つといってもよい時代である。製薬企業各社も、ネットやモバイル端末でどのような情報提供やコンタクトが有効なのかを図ることは、医薬品プロモーションにおいて今後の課題として重要性を増している。

 S-DMRでは2003年の調査開始以来、医師のインターネット利用状況を調査してきた。2003年の調査では自宅利用が44%であったがその後年々上昇し、2011年調査では自宅利用が72%、職場での利用も併せると90%を超える利用率となった。一方世の中に急速に浸透中のネット接続モバイル機器の利用率は44%。機器は通常の携帯電話が半数を超えるが、i-Phoneやスマートフォン、i-Padなども併せると3割を超える。

 PCでのネット利用の時間帯は平日・休日ともに夜の時間が多く、いずれもピークは夜の10時台で平日は34%が利用している。この時間を含め深夜帯が増加している傾向がみられる。前号でテレビの視聴について取り上げた際に、平日10時台のテレビ朝日「報道ステーション」が1位であることに触れたが、この時間帯はテレビやインターネットなど、医師が情報接触のピーク時間帯であるともいえるようだ。

 医師のアクセスサイトのトップ10は、1.ヤフー、2.グーグル、3.エムスリー、4.所属学会サイト、5.アマゾン、6.楽天、7.ケアネット、8.Pubmed、9.製薬企業サイト、10.専門領域サイト、で医療系のサイトはトップ10中6サイトであった。

 最後に、今後を考えるうえで気になるのはやはりモバイル端末であるが、アップル社のi-Phone、i-Padはいずれも10%強の利用率であった。アンドロイド系スマートフォンのさらなる普及も確実なことから、製薬企業としても情報提供先の端末として、モバイル用にどのような情報発信を行うか、現実的な策を講ずる時代はすぐ先であることを意識すべきではないだろうか。