コンジョイント手法は、以下の2つの目的で活用されます:
- 新製品のシェアや売上の予測; さらに製品属性のレベルを変えることで「What if? 分析」も可能
- 開発早期ではクリニカル・エンドポイント設定のため、プレマーケティングにおいてはセールスポイント設定を目的として、製品選択において重要な製品属性を明らかにすると共に、各製品属性の影響度を測定
良く使われる手法としては、Adaptive Conjoint Analysis (ACA)と、Choice Based Conjoint (CBC) が知られています。いずれも米国の調査ソフト開発会社Sawtooth Software社が開発したもので、多くの研究が行われ、マーケティングの世界では認知された分析手法となっています。それぞれ以下のような特徴があります:
- ACA: 一対比較法によるコンジョイント手法を代表する手法。比較的多くの製品属性を評価することが可能であるため、製品選択において影響力の大きい製品属性を明らかにして、クリニカル・エンドポイントを設定したり、セールスポイントを明らかにする目的の場合に最適
- CBC: フル・プロファイル法によるコンジョイント手法を代表する手法。一度の調査で測定できる製品属性の数は、ACAの場合よりも限定されるが、測定方法としては、より市場の実態に近い「多製品間からの一製品選択」によるものなので、製品選好度を測定して、シェアや売上の予測を行う上で、より適している手法と言える。最近は、医薬品業界のマーケティングにおいても、CBC調査を実施することが増える傾向にある。
従来、これらのコンジョイント手法は、訪問面接調査にてラップトップPC上で入力回答する等の手法が中心となっていましたが、最近はACA、CBC共にWeb上での実施が可能となってきており、市場予測の結果を従来よりも顕著に早く提供できるようになりつつあります。
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