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プレスリリース

報道関係者各位
2007年02月14日
株式会社 社会情報サービス

第1回『薬剤の使用動向調査』の結果がまとまる

~薬剤の認知・使用の現状と今後を見通す~

    <製品使用動向予測指数(BDI)、測定開始>
  • もっとも増加すると予想された薬効は、『抗リウマチ剤』
    (ただし、血圧降下剤を作用機序別に分類した場合はARBが全体でトップ)
  • ジェネリック処方量がもっとも増加すると予想された薬効は、『高脂血症治療剤』


 このたび弊社では、第1回「薬剤の使用動向調査」(2006年12月実施)の結果をまとめた。この調査は1984年から昨年3月まで年2回、計40回にわたり、郵送調査法にて行われていた「薬剤の使用状況満足度調査」に代わり、インターネット調査法にて新たに開始した調査である。調査内容は、これまで行っていた薬剤の認知・使用率や満足度評価などの現状評価に加え、製品メッセージ評価、及び半年後の処方量増減予測や処方量増加に伴う切替予定薬剤対象の把握といった短期的将来の展望を新たに盛り込んだものとなっている。なお、3月をめどに今回取り上げなかった抗アレルギー剤を含む3-4薬効で同様の調査を開始予定。

 調査は、全国の各診療科を対象にインターネット法で実施され、944名の有効回答数を得た。調査期間は2006年12月11日~12月22日。今回調査対象とした薬効は、「経口非ステロイド性消炎鎮痛剤(以下、経口NSAIDs)」「貼付非ステロイド性消炎鎮痛剤(以下、貼付NSAIDs)」「抗リウマチ剤」「経口抗生・合成抗菌剤」「高脂血症治療剤」「血圧降下剤」の6つ。

 調査結果のうち、半年後の処方量増減予測について、その一部を公表する。なお、調査対象は各薬剤を認知している医師である。また、処方量増減予測の指標として、製品使用動向予測指数(BDI:Brand Diffusion Index)を用いた。これは使用増加を予想した医師の割合から使用減少を予想した医師の割合を差し引いたもので、最大が+1、最小が-1である。今後半年間に増加する使用医師数の割合を示す。



BDI =([使用増加予想者数]-[使用減少予想者数])÷[全回答者数]


【薬効別】
今回調査対象となった6薬効の中で半年後の処方量がもっとも増加すると予想された薬効は、『抗リウマチ剤』でBDI=+0.19(抗リウマチ剤を処方する医師が全体で19%増加すると予想されたことを示す)であった。なお、血圧降下剤を作用機序別に分類した場合は、ARBがもっとも増加すると予想され、BDI=+0.26となった。


(*1) 回答対象者は各製品の認知医のみ。対象品目は後掲の「調査対象薬剤一覧」参照。
(*2) 認知しているが、使用していない製品に関しては、「採用する」「採用しない」の2択で、使用している製品に関しては、「増加する」「変わらない」「減少する」の3択で調査。



【製品別】
各薬効内で比較するともっとも増加が予想された製品は、
・経口NSAIDsモービック(+0.23)
・貼付NSAIDsロキソニンパップ(+0.31)
・抗リウマチ剤エンブレル(+0.43)
・経口抗生・合成抗菌剤アベロックス(+0.28)
・高脂血症治療剤クレストール(+0.54)
・血圧降下剤プレミネント(+0.48)
であった。


【ジェネリック製品】
 ジェネリック製品に限って各薬効間比較を行うと、半年後の処方量がもっとも増加すると予想された薬効は、『高脂血症治療剤』でBDI=+0.46であった。これに、『血圧降下剤』(+0.40)、『経口NSAIDs』(+0.38)と続いた。なお全ての薬効で+0.2を越えており、これらの薬効でのジェネリック製品の使用医師数が今後半年間に大きく増加することが示された。
ジェネリック製品BDI
経口NSAIDs200+0.38
貼付NSAIDs131+0.22
抗リウマチ剤49+0.31
経口抗生・合成抗菌剤142+0.28
高脂血症治療剤156+0.46
血圧降下剤146+0.40


調査概要

調査方法
1.調 査 名薬剤の使用動向定期調査(第1回:2006年12月実施)
2.目    的調査対象薬効の各薬剤についての認知使用率や製品イメージの把握、使用製品の満足度に加え、半年後の処方動向予測と処方の増加が予想される薬剤の切替元の薬剤を把握することを目的とした。
3.調 査 期 間平成18年12月11日から平成18年12月22日
4.調 査 方 法インターネット調査法
5.調 査 地 域全国
6.調査対象薬効a)血圧降下剤 b)高脂血症治療剤 c)経口抗生・合成抗菌剤 d)抗リウマチ剤
e)非ステロイド性消炎鎮痛剤(経口) f)非ステロイド性消炎鎮痛剤(貼付)
7.調 査 対 象以下の診療科を標榜している医師(注:薬効によって、調査対象診療科は異なっている)
「(一般)内科」「消化器内科」「呼吸器内科」「循環器内科」「代謝・内分泌内科」「リウマチ・膠原病内科」「腎臓内科」「(一般)外科」「整形外科」「脳神経外科」「皮膚科」「耳鼻科」
8.回収票総数944件


内科消化器内科呼吸器内科循環器内科代謝・内分泌内科リウマチ・膠原病内科腎臓内科
HP103525555543035
GP157----

外科整形外科脳神経外科皮膚科耳鼻科
HP5656553537
GP4549-3535

調査項目
1. 月平均処方患者数と処方患者割合
2. 認知率と使用率
3. 各製品メッセージに当てはまる製品・銘柄
4. 満足度
5. 製品使用予測短観
6. 製品切替意向

調査対象薬剤一覧
【血圧降下剤】
薬剤ブランド名会社名
レニベース万有
タナトリル田辺
エースコール三共
コバシル第一
オルメテック三共/興和
ディオバンノバルティス
ニューロタン万有
ブロプレス武田
ミカルディスベーリンガー/アステラス
プレミネント万有
ノルバスクファイザー
アムロジン大日本住友
アムロジンOD錠大日本住友
アダラートCRバイエル
コニール協和発酵
ヘルベッサーR田辺
アテレック持田
カルブロック三共
カルデナリンファイザー
アーチスト第一
メインテート田辺
テノーミンアストラゼネカ/大日本住友
その他の先発品 ---
ジェネリック製品 ---
  【高脂血症治療剤】
薬剤ブランド名会社名
メバロチン三共
リピトールアステラス/ファイザー
リポバス万有
ローコールノバルティス/田辺
クレストールアストラゼネカ/塩野義
リバロ三共/興和
リピディル武田/科研/あすか
トライコア帝人
ベザトールSRキッセイ
コレバイン三菱ウェルファーマ
エパデール持田
その他の先発品 ---
ジェネリック製品 ---

【非ステロイド性消炎鎮痛剤(経口)】
薬剤ブランド名会社名
ロキソニン三共
ボルタレンノバルティス
オステラックワイス/武田
モービック第一
ハイペン日本新薬
ロルカム大正富山
その他の先発品 ---
ジェネリック製品 ---

【経口抗生剤・合成抗菌剤】
薬剤ブランド名会社名
フロモックス塩野義
セフゾンアステラス
メイアクト明治
クラビット第一
ガチフロ杏林/大日本住友
アベロックスバイエル/塩野義
クラリス大正富山
クラリシッドアボット
ジスロマックファイザー
その他の先発品 ---
ジェネリック製品 ---

【抗リウマチ剤】
薬剤ブランド名会社名
リウマトレックスワイス/武田
リマチル参天
アザルフィジンEN参天/ファイザー
エンブレルワイス/武田
レミケード田辺
アラバサノフィ・アベンティス
プログラフアステラス
その他の先発品 ---
ジェネリック製品 ---
  【非ステロイド性消炎鎮痛剤(貼付)】
薬剤ブランド名会社名
ナボールテープ久光
ボルタレンテープノバルティス
モーラステープ久光/祐徳
アドフィード科研
セルタッチワイス
ミルタックス第一
モーラス久光
ロキソニンパップ三共
ナボールパップ久光
その他の先発品 ---
ジェネリック製品 ---


調査結果納品物
集計表 一式
報告書 一式

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