骨粗鬆症治療剤で、現在最も処方患者割合の高い製品は、『ボナロン』
骨粗鬆症治療剤で、半年後最も増加すると予想された製品は、『フォサマック』
社会情報サービスは、「薬剤の使用動向調査」(2008年1月実施)の結果をまとめた。
この調査は1984年から昨年3月まで年2回、計40回にわたり、郵送調査法にて行われていた「薬剤の使用状況満足度調査」に代わり、2006年12月よりインターネット調査法にて新たに開始した調査である。これまでに、以下の8つの薬効群で既に2回の調査を行っている*1
| ・血圧降下剤 | ・脂血症治療剤 |
| ・抗リウマチ剤 | ・経口抗生・合成抗菌剤 |
| ・非ステロイド性消炎鎮痛剤(経口) | ・非ステロイド性消炎鎮痛剤(貼付) |
| ・抗アレルギー剤*1 | ・前立腺肥大・排尿障害治療剤*1 |
(*1: 抗アレルギー剤および前立腺肥大・排尿障害治療剤のみ2007年10月から実施した)
今回、上記薬効群とは別に、新たに抗血小板剤および骨粗鬆症治療剤について行った調査で、今回が第一回目となる。調査内容は、薬剤の認知・使用率や薬効内での処方患者割合、満足度評価などの現状評価に加え、製品メッセージ評価、及び半年後の処方量増減予測や処方減少・中止に伴う予定切替先薬剤の把握といった短期的将来の展望を盛り込んだものとなっている。
調査は、全国の各診療科を対象にインターネット法で実施され、有効回答数は508名。調査期間は2008年1月21日〜2月4日。
調査結果(一部)
調査結果のうち、骨粗鬆症治療剤の処方患者割合および半年後の処方量増減予測について、その一部を公表する。なお、後者については各医師ごとに処方患者割合の高い上位3製品を対象としている
【現在の処方患者割合】
現在処方している患者数割合の平均値が最も高かった製品は、ビスホスホネート製剤であるボナロン(18.3%)。次いで、活性型ビタミンD製剤であるアルファロール(16.8%)。前者は週1回錠の存在を、後者は高い安全性を評価されたものである。
【半年後の使用製品増減予測】
半年後の処方患者割合が「増加する」と最も多く予想された製品は、フォサマック(49%)であった。ついで、ボナロン(45%)、ベネット(43%)とビスホスホネート製剤が上位を占めている。なお、これらビスホスホネート製剤に混じって、選択的エストロゲン受容体モジュレーター(SERM)であるエビスタ(32%)も高い増加予想結果となった。
今後の調査予定
今回調査対象となった、骨粗鬆症治療剤および抗血小板剤については、今後年2回の実施を予定しており、次回調査は2008年7月の見込み。なお、前出の血圧降下剤など他の8薬効については、2008年4月に第3回目の調査を実施予定である。
調査概要
調査方法
| 1.調 査 名 | : | 薬剤の使用動向定期調査(2008年1月実施) |
| 2.目 的 | : | 調査対象薬効の各薬剤についての認知使用率や製品イメージの把握、使用製品の満足度に加え、半年後の処方動向予測と処方の減少・中止が予想される薬剤の切替先の薬剤を把握することを目的とした。 |
| 3.調 査 期 間 | : | 平成20年1月21日から平成20年2月4日 |
| 4.調 査 方 法 | : | インターネット調査法 |
| 5.調 査 地 域 | : | 全国 |
| 6.調査対象薬効 | : | a)抗血小板剤 b)骨粗鬆症治療剤 |
| 7.調 査 対 象 | : | 以下の診療科を標榜している医師 (注:薬効によって、調査対象診療科は異なっている) 「(一般)内科」「循環器内科」「神経内科」 「整形外科」「脳神経外科」 |
| 8.回収票総数 | : | 508件 |
調査項目
1. 月平均処方患者数と処方患者割合
2. 認知率と使用率
3. 製品別処方患者割合*3
4. 満足度
5. 製品使用理由*3
6. 使用製品増減予測*3
7. 製品切替意向
8. 新規使用開始予定製品
9. 製品使用開始理由
(*3:抗血小板剤では、疾患別にそれぞれ掲載)


会社概要
株式会社 社会情報サービス
東京都新宿区西新宿5−1−14
設 立 1982年4月
資本金 2700万円
主な事業内容 市場調査の企画実施分析、コンピュータソフト開発、
インターネット関連企画運営、マーケティングコンサルティング
代表者 牧田 孝(代表取締役社長)
従業員 50名
加盟団体 日本マーケティングリサーチ協会(JMRA)
日本パーソナルコンピュータソフトウェア協会(JPSA)
URL http://www.ssri.com
連絡先 伊藤、山澤
TEL 03-3370-3474
FAX 03-5350-1310
|