プレスリリース

報道関係者各位
2014年05月12日
株式会社 社会情報サービス

医師メディア調査 S-DMR 2014年版発表

医師のインターネット平均利用時間が過去最高
製薬メーカーが主催するインターネットセミナーの参加率が7割

 株式会社社会情報サービスは、2002年より続けている医師のメディア調査S-DMRの2014年版の結果を発表した。

 本調査は主に下記3項目に対する現状を定量的に把握し、医師を意識したメディア戦略策定に資することを目的としている。今回2014年版は、近年のインターネットの普及を考慮し、インターネットに関する質問を前回よりも多く追加した。
 2014年2月17日~3月14日にかけて実施され首都圏・京阪神地区を対象に1570人の医師から回収を得た結果である。

  • 一般メディア(TV・ラジオ・新聞・雑誌・インターネット)
  • 医療メディア(学会・講演会・セミナー・専門雑誌)
  • 製薬メーカーに対する接触状況・印象

【インターネットの接触状況】
 インターネット利用医師における、平日の利用時間帯の結果は、朝・昼・夜のピークに例年から変化はないが、利用率は年々増加傾向にあり、インターネット平均利用時間に関しても過去最高となる2.9時間であった。やはり医師の中でもインターネットの利用率は年々上がっており、今後もその傾向は続いてくことが予想される。
 しかし、病院勤務医/開業医別や、診療科別で利用時間帯を見てみると、時間帯によって利用率が異なるため、その点を考慮してメディア戦略を策定していくことが必要であると考えられる。

【製薬メーカーが主催するインターネットを介してのセミナーや講演会】
 インターネットの普及に伴い、近年、製薬メーカーもインターネットを介してのセミナーや講演会を主催する傾向がある。本調査の結果から、既に7割の医師はそのようなインターネットセミナーに参加していることが確認された。
 しかし、実際にはまだ “生の” セミナーを好む医師の方が、インターネットセミナーを好む医師より5倍近く多いため、今後、メーカー側が医師のニーズに対応したインターネットセミナーを展開していくことが、今後の更なる普及に影響すると考えられる。

「S-DMR 2014」の概要

調査対象 SSRI調査パネル登録医師
調査方法 郵送調査法
協力医師数 1,570人
調査対象 病院医師
一般内科/循環器内科/消化器内科/呼吸器内科/内分泌&糖尿病科/心療&精神神経科/
神経内科/整形外科/外科/皮膚科&アレルギー科/婦人科&産婦人科/小児科/泌尿器科/
耳鼻科&耳鼻咽喉科/眼科(※原則として各科50名以上になるように取得)
調査地域 首都圏及び京阪神地区
実施月 2014年2月17日~3月14日
調査項目 テレビ視聴状況
ラジオ聴取状況
新聞閲読状況
雑誌(一般誌+専門誌)閲読状況
インターネット利用状況
疾患啓発広告について
メーカーとMRのイメージ
学会、セミナーなどへの参加状況
医学情報収集の情報経路
最近採用した新規薬剤
一般向けメディアでの医療情報収集状況
ジェネリック医薬品ついて

■本件お問い合わせ先

株式会社社会情報サービス
担当 林(はやし)、日下(くさか)、傳農(でんのう)
TEL 03-6709-9710
e-mail 林:rhayashi@ssri.com
日下:tkusaka@ssri.com
傳農:hdennoh@ssri.com
■株式会社社会情報サービス
設立 1982年4月
資本金 2700万円
事業内容
  1. 市場調査・世論調査の企画・実施・分析
  2. 市場調査・世論調査データの販売
  3. コンピュータソフトウェアの企画・開発・販売
  4. アンケート・統計データなど各種のコンピュータ入力・集計(データ処理)
  5. インターネットサーバーのホスティング、ホームページの企画・製作・運営
  6. データベースの作成・販売
  7. マーケティング・コンサルティング
代表者 代表取締役 牧田 孝
従業員数 社員・スタッフ:101名
実査拠点スーパーバイザー:16名(札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・北九州)
専属インタビュアー:60名
所在地 本社
〒162-0067
東京都新宿区富久町10-5 NMF新宿EASTビル 2F、3F
大阪支社
〒541-0046
大阪府大阪市中央区平野町4-6-3 大明ビル4F
関連会社 PDリサーチ株式会社、SSRI China Co., Ltd.(中国法人)
URL http://www.ssri.com/
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