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プレスリリース

報道関係者各位
2015年07月08日
株式会社 社会情報サービス

PatientsMapによる日米新薬ニーズ疾患の比較を発表

日本は「認知症」、米国は「肥満」が一位

 株式会社社会情報サービスとエムスリー株式会社は日米のPatientsMap2014版による、新薬ニーズ疾患のランキング上位15疾患の比較結果を発表した。
 PatientsMapは日本2万人、米国6000名の医師を対象とし400以上の疾患診療率を把握した調査データベース。2009年からスタートし定期的に実施している。

 PatientsMapは2009年に日本でスタートし、現在400以上の疾患の診療率・患者数の他に、「新薬の登場を望む疾患」として新薬ニーズも調査している。2012年からは、最大の医薬品市場規模を誇る米国での調査も開始しており、今回は日米2014年版データを使い比較分析を行った。なお、今回は、日米それぞれの調査回答医師全体をベースとして、新薬の登場を望むと回答した割合をもとに比較を行っている。
 それによると、日本の医師では「認知症」(14.5%)、米国の医師では「肥満」(27.4%)が各々1位であった。日本は2位以降、「季節性アレルギー」(10.1%)、「敗血症」(9.5%)、「通年性アレルギー」(8.8%)、「糖尿病」(8.4%)の順にトップ5を占める結果に。それに対して米国は2位以降「うつ病・うつ状態」(23.7%)、「糖尿病」(22.1%)、「認知症」(20.5%)、「片頭痛」(19.5%)がトップ5に名を連ねた。
 日本では認知症への対策は社会問題化しており、米国も肥満は大きな国家的問題ともなっていることから、現代の両国内の問題を強く反映した形の結果となった。また、新薬に対する全体のニーズは米国の医師の方での割合が高い傾向となっており、新薬への期待値の高さの現れとも見て取れる。
 その他両国についてみると、日本では他国に比べて有病率が多いとされる「胃がん」が15位以内に入っている他、同じく他国に比べて多いとされる「季節性、通年性、アトピー」といったアレルギー疾患は、米国ではいずれも15位以内に入っていないのに対し、日本ではすべて入っている点が特徴的であった。一方米国では、「うつ、不安」と言った精神疾患が日本に比べて上位に来ている点に特徴がみられた。
 今回の分析は、医師全体におけるニーズが高い疾患について実施した。一方で、診療している疾患におけるニーズは難病が多いとされる希少疾患やがん領域で高い傾向があり、今後その視点においても日米比較を行う予定。

 PatientsMapは2009年にスタートして以来、現在20社以上の製薬企業に利用されている。

日米比較ランキング/新薬登場希望疾患

※いずれも両国それぞれの回答医師全体をベースにしての比率

順位日本 n=20,288 米国 n=6,175 
疾患名新薬希望診療率(参考)疾患名新薬希望診療率(参考)
1認知症14.5%33.3%肥満27.4%52.1%
2季節性アレルギー性鼻炎・花粉症10.1%43.0%うつ病・うつ状態23.7%51.1%
3敗血症9.5%22.6%糖尿病22.1%51.6%
4通年性アレルギー性鼻炎8.8%33.2%認知症20.5%33.9%
5糖尿病8.4%57.2%片頭痛19.5%47.6%
6うつ病・うつ状態8.2%31.2%不安障害18.8%46.5%
7低アルブミン血症7.7%23.8%高血圧17.8%54.1%
8アトピー性皮膚炎7.6%23.7%COPD16.0%38.5%
9COPD7.5%33.7%腰痛15.7%47.6%
10胃がん7.1%18.3%脂質異常症15.6%44.0%
11高血圧症7.1%61.6%変形性関節症15.1%36.7%
12統合失調症6.6%15.0%線維筋痛症14.8%31.0%
13気管支喘息6.5%41.9%頭痛14.8%49.8%
14DIC6.2%14.5%GERD/NERD14.3%55.6%
15間質性肺炎6.1%15.1%糖尿病性神経障害13.9%34.8%

「PatientsMap 2014 日本版」の概要

本調査は、エムスリー株式会社が運営する医療従事者向けポータルサイト「m3.com」の会員医師24万人のパネルのうち、診療科ごとに無作為にサンプリングし実施。

対象疾患 一般疾患441疾患
ワクチン対象疾患22疾患
調査対象 エムスリー会員医師
対象条件 病院及び診療所医師の全科
調査方法 インターネット調査
協力医師数 20,288人
実施期間 2014年6月下旬 ~ 9月上旬実施
調査項目 診療疾患
診療患者数
新薬の登場を望む疾患
MR訪問状況
MR訪問頻度

「PatientsMap 2014 米国版」の概要

本調査は、M3 Global Research(米国)が保有する医師調査パネル10万人のうち、診療科ごとに無作為にサンプリングし実施。

対象疾患 一般疾患400疾患
ワクチン対象疾患12疾患
調査対象 M3 Global Research パネル医師
対象条件 病院及び診療所医師の全科
調査方法 インターネット調査
協力医師数 6,175人
実施期間 2013年12月下旬 ~ 2014年2月下旬実施
調査項目 診療疾患
診療患者数
新薬の登場を望む疾患
MR訪問状況

なお、本サービスにつきましては、株式会社社会情報サービスとエムスリー株式会社が共同で提供いたします。

■本件お問い合わせ先
株式会社社会情報サービス
担当 傳農/茅野/木原
TEL 03-3370-3474
E-MAIL 傳農hdennoh@ssri.com
茅野rkayano@ssri.com
木原jkihara@ssri.com
■株式会社社会情報サービス
設立 1982年4月
資本金 2,700万円
代表者 代表取締役 牧田 孝
従業員数 110名
所在地 本社
〒160-0023
東京都新宿区西新宿5-1-14 出光西新宿ビル 3F、5F、7F
大阪支社
〒541-0046
大阪府大阪市中央区平野町4-6-3 大明ビル4F
関連会社 PDリサーチ株式会社
SSRI China Co., Ltd.(中国法人)
URL http://www.ssri.com/
■エムスリー株式会社
設立 2000年9月
資本金 14億5,170万円
代表者 代表取締役 谷村 格
連結従業員数 2,270名
所在地 本社
東京都港区赤坂1丁目11番44号 赤坂インターシティ10階
関連会社 
連結子会社
M3 USA Corporation(アメリカ合衆国)
M3 Global Research(英国)
Doctors.net.uk Limited(英国)
Medi C&C Co.,Ltd.(韓国)
金葉天成(北京)科技有限公司(中国)
アイチケット株式会社(日本)
メビックス株式会社(日本)
クリニカルポーター株式会社(日本)
エムスリーキャリア株式会社(日本)
リノ・メディカル株式会社(日本)
株式会社エムプラス(日本)
株式会社イスモ(日本)
株式会社MICメディカル(日本)
株式会社シィ・エム・エス(日本)
株式会社メディサイエンスプラニング(日本)
エムキューブ株式会社(日本)
エムスリードクターサポート株式会社(日本)
エムスリーマーケティング株式会社(日本)
株式会社Integrated Development Associates(IDA)(日本)
ノイエス株式会社(日本)
持分法適用関連会社
日本メディカルネットコミュニケーションズ株式会社(日本)
株式会社翻訳センター(日本)
P5(ピーファイブ)株式会社(日本)
URL http://corporate.m3.com/