プレスリリース

報道関係者各位
2016年07月22日
株式会社 社会情報サービス

医師メディア調査 S-DMR 2016年版発表

 株式会社社会情報サービスは、2002年より続けている医師のメディア調査S-DMRの2016年版の結果を発表した。
 本調査は主に下記3項目に対する現状を定量的に把握し、医師に対するメディア戦略策定に資することを目的としている。

  • 一般メディア(TV・ラジオ・新聞・雑誌・インターネット)
  • 医療メディア(学会・講演会/Web講演会・セミナー・専門雑誌)
  • 製薬メーカーに対する接触状況・印象

 今回2016年版は、インターネットの利用状況、各メーカーMR/MSLの評価を前回よりも多く追加した。
 2016年3月16日~4月26日にかけて実施され首都圏・京阪神地区を対象に1526人の医師から回収し、診療科別に拡大推計を行った。

調査結果の一部紹介

【インターネットの利用状況】
よく利用されているデバイスはパソコン端末で8割、スマホ(iphone含む)も半数以上が利用。PCは「医療分野のニュースの検索・閲覧」、スマホはプライベートや各種連絡での利用が多い。
  • ネットの利用端末は「自宅」「職場」のパソコンが各80%、76%、iPhoneと他スマホが各31%、25%の利用であった。スマートフォンは合わせて56%となる。
  • パソコンやタブレット端末は「Webサイトの閲覧」などとしての利用、スマホや一般の携帯電話は「各種連絡」などのコミュニケーションツールとしての利用がメインである。
  • 業務上で多く利用されているのはパソコン端末で、「医療分野のニュースの検索・閲覧」をされることが多い。
  • S-DMR2016 - 調査結果の一部紹介(インターネットの利用状況)
【Web講演会の利用状況】
メーカー主催の講演会はWeb上での参加が6割に!
  • 各種講演会の参加状況を確認すると、いずれも実際に参加した医師の方が多いが、「メーカー主催講演会・セミナー」は他の会と比較してWeb上での参加が多い。
  • S-DMR2016 - 調査結果の一部紹介(講演会・セミナーの出席回数)
Web講演会のメリットは「移動しなくてよい」。デメリットを感じる医師は少ない。
  • 今までにWeb講演会の参加経験がある医師は6割程度で、HPに多い傾向がみられる。
  • メリットとして最も多くあげられたのは「移動しなくてよい」で、デメリットとしては「デメリットは特にない」が最も多いが、「生で聴講したほうが集中できる」という意見も次いで多かった。
各メーカーのWeb講演会の閲覧順位は、1位MSD、2位武田、3位ファイザー。
  • 各メーカーのWeb講演会の閲覧状況おいて、際立って閲覧されているメーカーはなく、上位4社は拮抗している。
    (提示メーカー37社中)
  • S-DMR2016 - 調査結果の一部紹介(1年以内にWeb講演会・セミナーを閲覧したメーカー)

「S-DMR 2016」の概要

調査対象 SSRI調査パネル登録医師
調査方法 郵送調査法
協力医師数 1,526人
調査対象 病院医師
一般内科/循環器内科/消化器内科/呼吸器内科/内分泌&糖尿病科/心療&精神神経科/
神経内科/整形外科/外科/皮膚科&アレルギー科/婦人科&産婦人科/小児科/泌尿器科/
耳鼻科&耳鼻咽喉科/眼科(※原則として各科50名以上になるように取得)
調査地域 首都圏及び京阪神地区
実施月 2016年3月16日~4月26日
調査項目 テレビ視聴状況
ラジオ聴取状況
新聞閲読状況
インターネット利用状況
疾患啓発広告について
メーカーとMRのイメージ
学会、セミナーなどへの参加状況
MSL/メディカルアフェアーズ
医療情報収集のための情報媒体

■本件お問い合わせ先

株式会社社会情報サービス
担当 林(はやし)、日下(くさか)、傳農(でんのう)
TEL 03-6709-9710
e-mail
林:rhayashi@ssri.com
日下:tkusaka@ssri.com
傳農:hdennoh@ssri.com
■株式会社社会情報サービス
設立 1982年4月
事業内容
  1. 市場調査・世論調査の企画・実施・分析
  2. 市場調査・世論調査データの販売
  3. コンピュータソフトウェアの企画・開発・販売
  4. アンケート・統計データなど各種のコンピュータ入力・集計(データ処理)
  5. インターネットサーバーのホスティング、ホームページの企画・製作・運営
  6. データベースの作成・販売
  7. マーケティング・コンサルティング
代表者 代表取締役 牧田 孝
従業員数 社員・スタッフ:101名
実査拠点スーパーバイザー:16名(札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・北九州)
専属インタビュアー:60名
本社所在地 〒162-0067
東京都新宿区富久町10-5 NMF新宿EASTビル 2F、3F
大阪事業所 〒541-0046
大阪府大阪市中央区平野町4-6-3 大明ビル4F
海外子会社 艾斯信息咨詢有限公司 (SSRI CHINA Co., Ltd.)
URL http://www.ssri.com/
 
主な取引先
市場調査関連: 医薬品・医療機器メーカー、一般消費財メーカー、広告代理店、他
ソフトウェア: 調査会社、シンクタンク、広告代理店、教育機関、官公庁、製造業・流通業等、各種業種
データ処理: シンクタンク、官公庁、医薬品・一般消費財メーカー、広告代理店、他
インターネット関連: 医薬品・一般消費財メーカー、医療系ポータルサイト、他
 
加盟団体
  一般社団法人 日本マーケティングリサーチ協会 (JMRA)
社団法人 コンピュータソフトウェア協会 (CSAJ)
米国医薬品市場調査団体 (PBIRG)
欧州医薬品市場調査協会 (EphMRA)
欧州世論・市場調査協会 (ESOMAR)
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