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プレスリリース

報道関係者各位
2017年08月24日
株式会社 社会情報サービス

“CIインサイトレポート第2弾”「アルツハイマー病」の調査結果を発表

対象医師に“治験経験医”を組み入れ、調査を実施。
苦戦が続く臨床開発の最大の問題点は“対象患者の選定”であった。
開発薬の認知度は、solanezumabが最も高く、次いでverubecestat、elenbecestat

 株式会社社会情報サービスは、国内で注目される開発対象疾患分野について、独自調査により、開発動向や評価および今後の見通しを示唆する「CIインサイトレポート」を“IBD”に続く第2弾として、この度「アルツハイマー病」をテーマに実施、レポートを発表した。
 アルツハイマー病は我が国の医師全体から最もアンメットニーズが大きい疾患として、社会的に注目されている疾患である(※2万人の医師調査PatientsMap2016年版より)。しかし、医薬品開発の難易度は非常に高く現在も、各社が開発にチャレンジを続けているが、アルツハイマー病専門医からみた認知状況や期待感、また、課題についても医薬品業界が把握すべきものといえる。
 この度、本レポートより、結果の一部を公表する運びとなった。

■ 調査結果の一部抜粋

Part I データ分析編
オープンソースを基にした、既存品5製品、開発品14製品(国内実施分の中核症状、周辺症状を対象)を対象に、製品プロファイル、試験情報、論文情報の分析。
Part II 定量調査編
300名のアルツハイマー病専門医(内 過去に治験経験医師59名含む)を対象とした定量調査。過去の臨床開発における問題点として、「対象患者の選定」とする意見が最多。
  • 過去の臨床開発における問題点は診療科によって傾向が異なり、プロトコール上では、神経内科、精神科は「対象患者」、一般内科、脳神経外科は「エンドポイント」の割合が最も高い。尚、 「製品自体の問題(特に有効性)」は一般内科を除き、各診療科で高い割合を示している。
  • 治験経験別にみると治験経験医は「対象患者」の割合が最も高いのに対して、未経験医は「エンドポイント」「製品自体の問題(特に有効性)」の割合が最も高い。
過去の臨床開発における問題点
Part III KOLヒアリング編
アルツハイマー病のTOP KOL3名へのヒアリング
  • 周辺症状に対する新薬開発の必要性・重要性は極めて高いとの見解が挙がった。また、新薬開発の必要性が高い周辺症状としては、徘徊、興奮、暴言・暴力が挙がった。
  • MCIを対象とした治験の課題点は、対象症例のばらつきが多いこと、対応策としては、専門医が所属する施設に集中しての治験実施が挙がった。
  • プレクリニカルを対象とした治験の課題点は、リクルートが困難であること、対応策としては、ネットワークの構築、対象施設は研究施設を備えている施設を中心に選定することが挙がった。
  • 過去の臨床開発における問題点として、プロトコールの面では、対象患者、投与量、投与期間、治験実施期間、検査方法が挙がった。
  • また、プロトコール以外の面では、対象施設の選定、製品自体の問題(特に有効性)が挙がった。

■「CIインサイトレポート アルツハイマー病」 全体概要

* 本レポートで記載しているMCIは、一部の項目を除き、全てアルツハイマー病によるMCI(MCI due to AD)を指している
調査対象疾患アルツハイマー病
調査ポイント
  • これまでの臨床開発における問題点を徹底検証!
  • 新規開発薬の治療薬としてのポテンシャルを徹底解明!
  • MCIプレクリニカル周辺症状……今後の臨床開発の方向性を徹底予測!
対象病期/症状AD(軽度、中等度、高度)、MCI*、プレクリニカル / 中核症状、周辺症状
対象薬剤既存薬アリセプト、ドネペジル(GE)、レミニール、イクセロンパッチ・リバスタッチパッチ、メマリー
開発薬薬剤種類抗Aβ抗体、BACE阻害薬    他
開発品
<新 規>
LY2062430/solanezumab MK-8931/verubecestat
BIIB037/aducanumab RG1450/gantenerumab
RG7412/crenezumab E2609/elenbecestat
JNJ-54861911 TAK-071 他
開発品
<適応拡大>
アリピプラゾール(エビリファイ) ブレクスピプラゾール(レキサルティ)   他

■「CIインサイトレポート アルツハイマー病」 Part別概要

調査種類Part I データ分析編Part II 定量調査編Part III KOLヒアリング編
調査手法(オープンソースを基にした)
データ分析
インターネットによるWEB調査深層面談調査
調査対象医師
(対象医師数)
アルツハイマー病の専門医
[治験経験医含む*]
(300名)
アルツハイマー病のTOP KOL
<関連学会理事・代議員>(3名)
調査対象施設・
診療科
HP/GP神経内科、HP/GP精神科、
HP/GP一般内科、HP脳神経外科
神経内科HP
調査内容
<既存薬>
プロファイル、作用機序・特性、
薬価、販売高推移、臨床試験、
関連文献
<開発薬>
プロファイル、作用機序・特性、
臨床試験、関連文献
<その他>
注目企業動向、学会情報
<別添>
抄録集(関連論文)
  • 既存薬の処方動向
  • MCIの診療状況
  • 周辺症状の出現状況、新薬開発の必要性
  • 開発薬の認知度・評価・上市後の処方意向   
  • 新薬開発の際に重視する項目
  • この10年間での治験への参加経験
  • 過去の臨床開発の問題点
  • プロトコールに対する満足度
  • MCIを対象とした治験実施の可能性
  • 既存薬の処方動向
  • MCIの受診動向、薬物療法の必要性開発薬の評価
  • 抗Aβ抗体・BACE阻害薬の評価
  • 新薬開発の際の重視ポイント
  • 周辺症状に対する新薬開発の方向性
  • MCI / プレクリニカルを対象とした治験の課題点
  • 過去の臨床開発の問題点 / 今後の臨床開発に対する要望
調査実施時期2017年5~7月
体裁/頁数PartI……PPT( or EXCEL)、PartII&III……PPT / A4 計約300ページ(報告書本編のみ、別添は含まない)
レポート価格フルセット<3パート> 150万円(税別)
* 調査対象医300名の内、この10年間で、当該疾患治療薬に対する治験への参加経験医 59名
*CI(正式名称:コンペティティブ インテリジェンス)……
自社の方針、戦略意思決定、運営に影響する外部の情報を倫理的に収集、分析、管理する組織的な一連のプロセスを指す。
日本語では「競合情報分析」と訳されることが多い。
[CIインサイトレポートの活用例]
  • 自社の営業、マーケティング、研究開発の事業方針・戦略に関する意思決定の指標として
  • 対象疾患市場・製品の Forecastingの指標として 等……

■本件お問い合わせ先

株式会社社会情報サービス
担当 : 廣瀬
TEL : 06-6228-0632
e-mail : thirose@ssri.com
株式会社社会情報サービス
設立 1982年4月
事業内容
  1. 市場調査・世論調査の企画・実施・分析
  2. 市場調査・世論調査データの販売
  3. コンピュータソフトウェアの企画・開発・販売
  4. アンケート・統計データなど各種のコンピュータ入力・集計(データ処理)
  5. インターネットサーバーのホスティング、ホームページの企画・製作・運営
  6. データベースの作成・販売
  7. マーケティング・コンサルティング
代表者 代表取締役 牧田 孝
従業員数 社員・スタッフ:101名
実査拠点スーパーバイザー:16名(札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・北九州)
専属インタビュアー:60名
所在地 本社
〒160-0023
東京都新宿区西新宿5-1-14 出光西新宿ビル 3F、5F、7F
大阪支社
〒541-0046
大阪府大阪市中央区平野町4-6-3 大明ビル4F
海外子会社
艾斯信息咨詢有限公司 (SSRI CHINA Co., Ltd.)
URL http://www.ssri.com/
主な取引先
市場調査関連 医薬品・医療機器メーカー、一般消費財メーカー、広告代理店、他
ソフトウェア 調査会社、シンクタンク、広告代理店、教育機関、官公庁、製造業・流通業等、各種業種
データ処理 シンクタンク、官公庁、医薬品・一般消費財メーカー、広告代理店、他
インターネット関連 医薬品・一般消費財メーカー、医療系ポータルサイト、他
加盟団体 一般社団法人 日本マーケティングリサーチ協会 (JMRA)
社団法人 コンピュータソフトウェア協会 (CSAJ)
米国医薬品市場調査団体 (PBIRG)
欧州医薬品市場調査協会 (EphMRA)
欧州世論・市場調査協会 (ESOMAR)