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医療現場とっさのひとこと

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肺動脈性肺高血圧症(PAH)治療に関するとっさのひとこと

医師のとっさのひとこと
  ――患者さんから質問編

肺動脈性肺高血圧(PAH)に関する医療現場の会話についてアンケート調査を実施しました。
以下に結果の抜粋を示します。

共通調査概要はここをクリック

調査方法 インターネット調査
調査地域 全国
調査対象 下記のすべての条件に合致する医師
・肺動脈性肺高血圧(PAH)の患者さんを診療している
・最近PAHに関して、患者さんや同僚と話をする機会があった
・病院に勤務している
回答者数 計100件
一般内科 11件/循環器内科 36件/呼吸器内科 35件/膠原病・リウマチ内科 12件/皮膚科 6件
主な質問項目 ・現在診療している肺高血圧患者数
・PAH患者さん(ご家族含む)から受けた答えにくかった質問とそれに対する回答
・質問をされた患者さんのプロファイル
・医師が他の医療スタッフ(他の医師・薬剤師・看護師など)にした質問とそれに対する回答
・医師が他の医療スタッフ(他の医師・薬剤師・看護師など)から受けた質問とそれに対する回答
・医師が製薬企業MRにした質問とそれに対する回答
・医師が製薬企業MRから受けた質問とそれに対する回答
標本台帳 社会情報サービス 調査協力ドクター
実施時期 2014年8月4日~8月6日

※本掲載情報はアンケート結果をもとにして作成しておりますが、薬剤特性の評価を保証するものではありません。

1.キーワードマッピング

肺動脈性肺高血圧症(PAH)について、患者さんからの質問では、「治療内容」「治る可能性」「症状の訴え」が話題に挙がっている。

2.患者さんと医師の会話

肺動脈性肺高血圧症(PAH)について、患者さんから質問された内容と、それに対する説明内容を下記に示します。

※アンケートからの抜粋です
ケース1:
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内服で耳が聞こえにくくなりました
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そういう副作用もあるかもしれませんので、中止しましょう。
ケース2:
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長生きできますか
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わからない
ケース3:
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治りますか?
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完治は難しいですが、薬をつかいながら病気とうまく付き合っていけると思います。
ケース4:
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この病気は治りますか。
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少しずつ良くなりますよ。
ケース5:
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治りますか?
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治ることは残念ながらありません。改善を目指します。
ケース6:
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フローランはやめられますか?
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今の内服薬だけでは難しいですが、新しい薬の開発に期待しましょう。
ケース7:
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このまま薬がいりますか?
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医学が進歩すればねえ
ケース8:
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治る病気でしょうか?
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検査し、状態を把握してみていきましょう。
ケース9:
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完全治癒する治療法はないのですか
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残念ながら現時点ではありません
ケース10:
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血圧が高いのですか
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通常の血圧ではないです
ケース11:
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どのくらい生きられますか?
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薬が効いているので,経過を診ていきましょう。
ケース12:
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どこが悪い
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肺の血流
ケース13:
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普通の人と同じくらい生きられる?
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人それぞれです。
ケース14:
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いつまで薬が必要ですか?
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しばらくは必要ですな。
ケース15:
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一生クスリの内服が必要でしょうか
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基本的には継続が必要となる見込みです
ケース16:
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治るんですか
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症状をよくすることができます
ケース17:
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どれくらい生きられるか、日常生活もいままでどおりできるか
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薬の反応がよければある程度は日常生活はできる
ケース18:
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このままだんだん悪くなっていくのでしょうか。
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悪くしなように治療しています。
ケース19:
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いつまで治療が必要か
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基本的に一生涯必要
ケース20:
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しんどいのはどうにかならないですか。
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進行性の病気で特効薬というのはないのでなかなか難しいですね。
ケース21:
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息切れがあるんです
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ゆっくり動いたときと、急いだときでどの程度の差があるか確認してみてください
ケース22:
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完治できる病気ですか? エポプロステノールは一生続けないといけないのですか。
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現状ではその方法しか無いのでしっかり治療していきましょう
ケース23:
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息苦しいのはよくなりますか
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できるだけやってみましょう
ケース24:
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今後いい薬はでないのですか
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いろいろでてますが、今後に期待ですね
ケース25:
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完治するんですか?
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長く付き合っっていく病気です
ケース26:
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日常生活に注意することを教えてください
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体力の範囲で無理しないことですね
ケース27:
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息苦しさはいつまで続くのですか
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新薬を使って効果が出るまでの間、徐々に体が慣れていくといいですね。
ケース28:
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肺高血圧は治るんですか?
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悪くならないように薬でがんばりましょう。
ケース29:
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薬はいつまで内服しますか
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ずっとです
ケース30:
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肺高血圧ってこわい病気なんですか。治療すれば治るんですか
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注意してみていかないといけない病気で最近いろいろな治療法が出てきています。
  • 患者さんから受けた、回答が困った質問では、「治る可能性」や「日常生活に対する影響」など予後を気にする質問が多く、医師の返答では「進展抑制を目指す」「薬物治療の継続」「新薬に期待する」などの回答が多く見られる。
  • 現在のPAH治療は対症療法が中心であり、患者さんも医師も新薬へ期待していることがうかがえる。

3.質問をした患者さんのプロファイル

肺動脈性肺高血圧(PAH)について、今回質問を行った患者さんのプロファイルを下記に示します。

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最終更新日:2017年12月13日

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