2023年07月21日
株式会社 社会情報サービス
株式会社 社会情報サービス
医師調査による患者数データベース「PatientsMap」を開発・販売する株式会社社会情報サービスは、2022年日本版のPatientsMapデータを利用して、新薬投与の可能性について疾患特性による違いに関する分析結果を発表しました。
今回の結果から、新薬ニーズが高く、新薬投与の可能性が高い疾患の44%が希少・難治性疾患であることが明らかになりました。一方で、眼科系の疾患は新薬ニーズが高いものの新薬投与の可能性が低い傾向がみられることも明らかとなっています。
分析の背景
新薬開発の視点からアンメット・メディカル・ニーズを考える際には、単に新薬ニーズが高い疾患を特定するだけでなく、市場規模も重要な視点となります。
市場規模は、その疾患の患者数以外に、新薬が投与される可能性を考慮する必要があります。PatientsMapのデータを分析することで、新薬が投与される可能性の疾患特性の違いを明らかにしていきたいと思います。
エムスリー株式会社が運営する医療従事者向けポータルサイト「m3.com」の会員医師を対象に調査を実施しました。
調査疾患数 | : | 437疾患(調査疾患一覧はこちら) |
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調査対象 | : | エムスリー会員医師 |
調査方法 | : | インターネット調査 |
分析対象者数 | : | 20,219人 |
実施期間 | : | 2022年5月10日~2022年9月5日実施 |
調査項目 | : | 診療疾患 診療患者数 薬剤処方患者数 新薬の登場を望む疾患 新薬の登場を望む理由 新薬の投与を考慮する患者割合 MRの訪問を受けたメーカー MRのリモート面談を受けたメーカー インターネットによる情報提供の有無 信頼できるメーカー |
なお、本サービスにつきましては、日本国内では、株式会社社会情報サービスとエムスリー株式会社が共同で提供いたします。
株式会社社会情報サービス | |
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patientsmap@ssri.com https://research.ssri.co.jp/pmap/ |
■株式会社社会情報サービス | |
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設立 | 1982年4月 |
資本金 | 2,700万円 |
代表者 | 代表取締役 牧田 孝 |
従業員数 | 137名 |
所在地 | 本社 〒162-0067 東京都新宿区富久町10-5 NMF新宿EASTビル 2F、3F |
大阪支社 〒541-0046 大阪府大阪市中央区平野町4-6-3 大明ビル4F | |
関連会社 | PDリサーチ株式会社 MDB株式会社 SSRI China Co., Ltd.(海外子会社) SSRI Asia Pacific Co., Ltd.(海外子会社) HIMA Research(海外関連会社) |
URL | https://www.ssri.com/ |