報道関係者各位
2005年03月18日
株式会社 社会情報サービス
株式会社 社会情報サービス
調査 | : | 株式会社 インフォプラント |
分析 | : | 株式会社 社会情報サービス |
調査方法 | : | インターネット (PC) によるクローズド調査 |
調査対象者 | : | インフォプラント社のアンケートパネル、 花粉症にかかっている全国のインターネットユーザー |
調査期間 | : | 2005年2月19日(1日) |
有効回答人数 | : | 500名(男性 50%、女性 50%) |
設問項目 | : | 下記項目を調査 |
・花粉症の発症時期は、「10年以上前から」が41.2%と最も多く、次いで、「4~9年前から」が30.6%となっており、「3年前(以内)から」は28.2%と、近年発症した花粉症患者も約3割と多い。 |
花粉症の最大の悩みは鼻水
度数 (%) 3年くらい前 141 28.2 4~9年くらい前 153 30.6 10年以上前 206 41.2 500 100.0
・花粉症患者が訴える症状としては、1位:鼻水(93.0%)、2位:目のかゆみ(86.6%)、3位:くしゃみ(79.0%)、4位:鼻づまり(60.6%)、5位:目の充血(42.2%)がトップ5であり、鼻炎に関する症状が最も多く、次いで目に関する症状となっている。 |
(複数回答)花粉症対策はまず「うがい・手洗い」と「市販薬」
度数 (%) 鼻水 465 93.0 目のかゆみ 433 86.6 くしゃみ 395 79.0 鼻づまり 303 60.6 目の充血 211 42.2 鼻のかゆみ 201 40.2 涙目 192 38.4 ぼーっとする 190 38.0 頭が重い 142 28.4 のどの痛み・かゆみ 128 25.6 倦怠感 98 19.6 息ぐるしさ 85 17.0 頭痛 74 14.8 せき 60 12.0 肌荒れ 53 10.6 不眠症 33 6.6 その他 12 2.4 下痢 5 1.0 500 100.0
・花粉症の対策としては、「うがい・手洗い」が60.2%と最も多く、次いで、「市販の目薬や点鼻薬を利用」が42.4%、続いて「マスクをつける」が31.6%、「医療機関で処方された薬」が26.0%、「帰宅後、花粉を落とす」が25.4%、「帰宅後、目鼻を洗浄」が24.8%となっている。 |
(複数回答)花粉症対策にはヨーグルト、甜茶、日本茶
度数 (%) 帰宅したらうがい、手洗いをする 301 60.2 市販の目薬や点鼻薬を利用する 212 42.4 外出時にマスクをつける 158 31.6 医療機関で処方された薬を利用する 130 26.0 帰宅したら、衣類などについた花粉を払い落とす 127 25.4 帰宅したら目、鼻を洗浄する 124 24.8 洗濯物や、ふとんなどを外に干さない 120 24.0 加湿器、空気清浄機などを使う 117 23.4 花粉症対策をうたう食品、飲料を取る 110 22.0 市販の内服薬を利用する 99 19.8 できるだけ外出を控える 87 17.4 外に干した洗濯物やふとんは花粉を払い落としてから室内に入れる 74 14.8 室内をこまめに掃除する 70 14.0 規則正しい生活を心がける 63 12.6 外出時にメガネ(ゴーグル)をかける 51 10.2 特にない 29 5.8 花粉の付きにくい衣類を着る 23 4.6 外出時に帽子をかぶる 19 3.8 その他 14 2.8 医療機関で処置(注射など)をしてもらう 12 2.4 衣類に花粉が付きにくくなるスプレーを利用する 11 2.2 500 100.0
・花粉症の対策の食品・飲料としては、「ヨーグルト」が最も多く35.2%、次いで、「甜茶」が26.6%、「日本茶」が26.4%となっている。以上が特に高くなっており、他には、ミント、シソ、中国茶、ハーブティーなどが挙がっている。 |
(複数回答)花粉症患者の約半数は医療機関に行く意思がある
度数 (%) ヨーグルト 176 35.2 甜茶(てんちゃ) 133 26.6 日本茶 132 26.4 ミント・ハッカ 53 10.6 サプリメント 53 10.6 シソ 31 6.2 中国茶 28 5.6 ハーブティー 24 4.8 ポリフェノール 24 4.8 トマト 22 4.4 にがり 19 3.8 シジューム茶 14 2.8 その他 14 2.8 プロポリス 11 2.2 柿の葉 6 1.2 アガリクス茸などのきのこ類 4 0.8 杉の葉 0 0.0 特にない 145 29.0 500 100.0
・今回の調査では、医療機関の利用状況と意向についても詳しく調査を行った。今年に入り(2005年2月19日時点)全体の15.6%はすでに医療機関に行っており、今後について、「症状が出る前に行く」が6.0%、「症状が出てから行く」が25.8%と3割強はこれから行こうと思っており、「既に行っている」と合わせると、実に47.4%が医療機関に行く意思があることになる。 |
医師に処方された内服薬の製品名を約半数が認知
度数 (%) すでに医療機関に行った/行っている 78 15.6 症状が出る前に医療機関に行こうと思う 30 6.0 症状が出てから医療機関に行こうと思う 129 25.8 症状が出ても医療機関には行かないと思う 263 52.6 500 100.0
・花粉症患者の中で、現在または過去に処方された内服薬について製品名を聞いたところ、半数(250件)の回答があり、そのうち45.6%は具体的な製品名を知っていた。その上位の製品名は、アレジオン(9.2%)、アレグラ(8.8%)、アゼプチン(8.4%)、アレロック(7.6%)、クラリチン(7.2%)、ポララミン(7.2%)であった。 |
上位10製品(n=250)複数回答
製 品 名 件数 (%) アレジオン 23 9.2% アレグラ 22 8.8% アゼプチン 21 8.4% アレロック 19 7.6% クラリチン 18 7.2% ポララミン 18 7.2% ザジテン 17 6.8% エバステル 15 6.0% ジルテック 13 5.2% リザベン 11 4.4% その他 73 14.0% 覚えていない・わからない 73 54.4% 250 100%
【販売価格】 105,000円
【納品内容】 花粉症実態調査結果、分析レポート、集計表、ローデータ
【本件に関するお問い合わせ】
株式会社 社会情報サービス(SSRI)
担当:立石 勝広 (isg@ssri.com)