報道関係者各位
2008年06月24日
株式会社 社会情報サービス
株式会社 社会情報サービス
■ 後発医薬品調剤体制加算(4点)は、既に7割程度の調剤薬局で加算本調査では、3月、5月と実施しており、両期間でのジェネリック医薬品の普及状況や意識の変化、後発医薬品を処方しないと思う理由など確認する事が出来ます。次回は、9月に実施を予定しております。
個人で経営している院外薬局では77.7%、チェーン展開の薬局でも67.0%と、既に高い割合で加算がされていることがわかりました。また、4月以降、全体で23.6%の薬剤師が「後発品を増やす方針が新たに決定した」と回答しておりました。これらの結果から、今回の制度導入により、まだ加算されていない薬局のボトムアップが促され、後発品の普及は緩やかに増えていくものと予想されます。
■ 今後、後発医薬品の調剤が増えると思う薬効群トップは「経口高血圧治療薬」
薬剤師が今後、後発医薬品の調剤が増えると思われる薬効群は、「経口高血圧治療薬、経口高脂血症治療薬、経口抗アレルギー剤」がトップ3となっていました。特に、経口高血圧治療薬においては、薬剤師の約半数が、今後、後発医薬品の調剤が増えると思う薬効群に挙げております。
■ 後発品に変更後、患者に問題が起きたら
「後発品変更後に、患者に何か問題が起こったとすると、患者はどこに責任があると感じると思われるか?」という質問を実施しました。この問いに対し、45.9%の薬剤師が「変更を行った薬剤師」、21.5%の医師が「変更不可としなかった医師」という回答となっており、特に薬剤師において、患者からは自分自身が言われるという意識が高い結果となりました。
本件に関するお問い合わせ先 ■ 株式会社社会情報サービス 担当: 日下・木原 (Tel: 03-6709-9710 e-mail: office2@ssri.com) ■ ソネット・エムスリー株式会社 担当: 熊西 (Tel: 03-5408-0893 e-mail: pr@so-netm3.com) |