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プレスリリース

報道関係者各位
2018年09月10日
株式会社 社会情報サービス

CIインサイトレポート第4弾 「CKD」リリース

主対象を「腎性貧血」、副対象を「糖尿病性腎症」で調査を実施

注目される新規腎性貧血治療薬 HIF-PH阻害薬、ESAからの市場の奪取のカギは「安全性」、
保存期においてESAからの切り替え患者割合は約6割とKOLは予測

 株式会社社会情報サービスは、注目される疾患分野について独自調査による開発動向や開発薬の評価を分析および今後の見通しを示唆する「CIインサイトレポート」の第4弾として、この度「CKD(慢性腎臓病)」をテーマに実施、レポートを発表した。
 本レポートで主対象としている腎性貧血は、注目新規薬剤HIF-PH阻害薬の開発が最終段階に入ったが(5製品がPh3)、本剤の参入により、約1000億円規模にまで成長したESAからの市場の奪取、長期に亘って構築されているESAを中心とする治療のパラダイムシフト 等多くの期待が寄せられている。また、ESAにおいても、トップ製品である「ネスプ」の特許切れに伴い、バイオシミラー及びAGが参入してくることで、シェア動向に大きな変化が起こると予測される等、様々な観点から注目が集まっている。
 また、副対象としている糖尿病性腎症は、既存治療のアンメットニーズの高さから、現在開発中のMR拮抗剤、SGLT2阻害薬などの新規薬剤の開発動向が注目されている。

■ 調査結果の一部抜粋

Part I データ分析編 [腎性貧血、糖尿病性腎症 他3疾患 計5疾患を対象]
オープンソースを基にした、既存品28製品、開発品26製品を対象に、製品プロファイル、試験情報、論文情報などを分析
Part II 定量調査編
208名の腎性貧血臨床医/ESA処方医を対象としたWEB定量調査
<内 HIF-PH阻害薬 治験参加医 98名>
経験的にHIF-PH阻害薬の特性を理解していると見られる治験参加医98名に、「HIF-PH阻害薬の上市後の処方意向」について調査したところ、保存期においては約7割の医師が“処方意向は高い”と回答。
  • HIF-PH阻害薬の処方意向についてTOP2(「非常に高い」「ある程度高い」を合わせた割合)を治験参加状況別に見ると、全体的に参加医の処方意向が高い。特に保存期は68%と高い値になっている。
  • 非参加医は全体的に低いが、保存期と”包括化の承認無”の場合の血液透析では約4割と比較的処方意向が高い。
< HIF-PH阻害薬の処方意向  TOP2*(治験参加状況別) >
*処方意向について「非常に高い」、「ある程度高い」と回答した医師の割合
HIF-PH阻害薬の処方意向  TOP2*(治験参加状況別)
Part III KOLヒアリング編
腎臓内科TOP KOL3名にヒアリング
  • ネスプBSの国内全体での処方動向については、(納入価の面から)透析病院を中心に浸透する可能性が高いとの見通しを述べている。
  • HIF-PH阻害薬に対する懸念点(マイナスポイント)としては、安全性(悪性腫瘍、糖尿病性網膜症、血管石灰化の誘発・進行、劇症肝炎 等)が最も高い。
  • HIF-PH阻害薬の処方意向は、(5点満点中)保存期では4.3点、透析期では3.0点前後であった。
  • ESAからHIF-PH阻害薬への切り替え患者割合は、保存期では6割、透析期では、3~4割であった。
  • 現在開発中のHIF-PH阻害薬5剤において、病院として採用予定の薬剤数/臨床上で必要な薬剤数は、両方共に2剤であった。

■「CIインサイトレポート _ CKD」 全体概要

「CIインサイトレポート _ CKD」 全体概要

■「CIインサイトレポート _ CKD」 Part別概要

「CIインサイトレポート _ CKD」 Part別概要
*CI(正式名称:コンペティティブ インテリジェンス)……
自社の方針、戦略意思決定、運営に影響する外部の情報を倫理的に収集、分析、管理する組織的な一連のプロセスを指す。
日本語では「競合情報分析」と訳されることが多い。
[CIインサイトレポートの活用例]
  • 自社の営業、マーケティング、研究開発の事業方針・戦略に関する意思決定の指標として
  • 対象疾患市場・製品の Forecastingの指標として 等……

■本件お問い合わせ先

株式会社社会情報サービス
担当 : 廣瀬
TEL : 06-6228-0632
e-mail : thirose@ssri.com
株式会社社会情報サービス
設立 1982年4月
資本金 2,700万円
代表者 代表取締役 牧田 孝
従業員数 137名
所在地 本社
〒162-0067
東京都新宿区富久町10-5 NMF新宿EASTビル 2F、3F
大阪支社
〒541-0046
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MDB株式会社
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SSRI Asia Pacific(海外子会社)
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