プレスリリース

報道関係者各位
2013年03月19日
株式会社 社会情報サービス

エムスリーと社会情報サービスが製品売上予測の新サービスを提供開始

PatientsMap(ペイシェンツ・マップ)の付属サービスとして提供開始
パイロットテストでは新規経口糖尿病薬SGLT2の薬効クラス売上予測を6営業日で完了
SGLT2の売上予測は主な診療科対象で発売5年後約600億円

事業戦略、製品戦略を立てる場合短期間で製品売上予測を行わなければならない事がある。そのような仕事を担う人にとって朗報が入った。

エムスリー株式会社と株式会社 社会情報サービスは、製品売上予測のサービスを開始する。
サービスの名前はPatientsMap Quick+(ペイシェンツ・マップ クイックプラス)という。
このサービスは、両社がすでに発売しているPatientsMap(ペイシェンツ・マップ)の付属サービスとして提供される。
PatientsMapは2万人以上の医師から、希少疾患を含む424疾患(2012年度版)の診療患者数を調査したデータベースで、2009年より販売されている。
この製品売上予測のサービスはPatientsMapのデータベースを活用し、定型の調査手法で調査を実施し売上予測を行う。
このサービスをスタートするに当たり、自主企画によるパイロットテストとして、新規経口糖尿病薬SGLT2の薬効クラスを対象とした売上予測が実施された。実施期間は、調査、集計、売上予測を含め6日間(土日を除く)であった。結果はSGLT2の薬効クラス売上規模は主な診療科を対象として約600億円と予測された。

両社によると、「PatientsMapのデータベースを利用し、定型化した調査票・売上算出方法を用いることにより、短期間で効率的に製品売上予測の算出を可能とした。製薬メーカーが社内で製品評価を行う場合迅速な判断が求められる場合が発生する、というニーズに応えられると判断しサービスをスタートした」としている。
今回のSGLT2の薬効クラスの予測については、「主要診療科を対象とし発売5年後で約600億円と予測された。ただマーケティング力のあるメーカーが今後複数社参入する予定なので、市場は実際には大きく活性化され600億円を大きく上回る規模になることも十分に予想される」とも話している。

両社はPatientsMap Quick+ のサービスを提供するに当たり、調査要件決定から早ければ5営業日以内、遅くとも10営業日以内の製品売上予測の提供を目指し、広く医薬品会社に紹介するべく活動を開始する。

サービスの詳細は担当へ

■本件お問い合わせ先

株式会社社会情報サービス
担当 木原 潤(きはら じゅん)
TEL 03-6709-9710
e-mail jkihara@ssri.com
エムスリー株式会社
担当 熊西
TEL 03-6299-8918
e-mail research@m3.com
■株式会社社会情報サービス
設立 1982年4月
資本金 2700万円
代表者 代表取締役 牧田 孝
従業員数 110名
所在地 本社 東京都新宿区富久町10-5 NMF新宿EASTビル
大阪支社 大阪府大阪市中央区平野町4-6-3 大明ビル4F
関連会社 PDリサーチ株式会社、SSRI China Co., Ltd.(中国法人)
URL
■エムスリー株式会社
設立 2000年9月
資本金 13億2,691万円
代表者 代表取締役 谷村格
従業員数 130名
所在地 東京都港区赤坂1丁目11番44号 赤坂インターシティ10階
URL https://corporate.m3.com/
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