日本の医師が新薬開発を望むトップは「アルツハイマー型痴呆症」
~全国で20%の医師が新薬開発を望む疾患に~
Patients Map TM※の結果によりますと、新薬の開発が最も望まれる疾患としては、全体では「アルツハイマー型認知症」が約20%でトップ、次いで「脳血管型認知症(約14%)」、「うつ・うつ状態(約10%)」と、精神系の疾患が上位に挙げられました。「アルツハイマー型痴呆症」はGP(99床以下の施設の勤務医及び開業医)において、全体の25%から新薬開発を望まれていました。全体 (n=11,052) | HP (n=6,738) | GP (n=4314) | |
1位 | アルツハイマー型認知症 (20.8%) | アルツハイマー型認知症 (17.7%) | アルツハイマー型認知症 (25.6%) |
2位 | 脳血管型認知症 (13.8%) | 脳血管型認知症 (12.8%) | 脳血管型認知症 (15.2%) |
3位 | うつ・うつ状態 (10.4%) | 肺がん (10.6%) | めまい (14.0%) |
4位 | めまい (10.4%) | 胃がん (10.6%) | アトピー性皮膚炎 (11.9%) |
5位 | 糖尿病 (10.3%) | 大腸がん (10.1%) | パーキンソン病 (11.7%) |
6位 | C型慢性肝炎 (9.7%) | うつ・うつ状態 (9.8%) | C型慢性肝炎 (11.6%) |
7位 | 胃がん (9.6%) | 糖尿病 (9.5%) | 糖尿病 (11.6%) |
8位 | 関節リウマチ (9.6%) | 関節リウマチ (8.6%) | うつ・うつ状態 (11.4%) |
9位 | パーキンソン病 (9.4%) | C型慢性肝炎 (8.5%) | 関節リウマチ (11.2%) |
10位 | 肺がん (9.1%) | 脳梗塞 (8.2%) | 肥満(症) (11.0%) |
※「Patients Map TM」
日本最大級医療従事者向けポータルサイト「m3.com」に登録している医師会員のうち、全国11,052人に、122の疾患に関する診療状況についてのインターネット調査の結果からデータベースを構築し提供するサービスです。診療科別の疾患状況の分析や、ポテンシャル把握やターゲティングなどまで幅広く活用することが可能です。
「ペイシェントマップ」は2008年9月末から10月中旬に実施いたしました。
対象診療科:一般内科,心療内科,呼吸器内科,消化器内科/胃腸科,循環器内科,リウマチ科,小児科/小児外科,精神科,神経内科,外科,整形外科/リハビリテーション科,脳神経外科,呼吸器外科,心臓血管外科,産婦人科,眼科,耳鼻咽喉科,皮膚科,泌尿器科,放射線科,麻酔科,糖尿病/内分泌科,血液内科,腎臓内科/透析科,美容形成外科,救急/ICU,その他