日本の医師が疾患啓発を望むトップは「糖尿病」
~全国で20%の医師が疾患啓発を望む疾患に~
ペイシェントマップ※の結果によりますと、疾患啓発が最も望まれる疾患としては、全体では「糖尿病」が約20%でトップ、次いで「脂質異常症(約13%)」、「うつ・うつ状態(約12%)」となりました。4位の「高血圧症」も含め、生活習慣病は現状の患者数でも上位に入っておりますが、医師としてはまだまだ潜在患者が多く、検査や受診を促す必要が大きいと考えているようです。
全体 | HP | GP | |
1位 | 糖尿病 (19.9%) | 糖尿病 (19.1%) | 糖尿病 (21.1%) |
2位 | 脂質異常症 (12.6%) | 脂質異常症 (11.1%) | 脂質異常症 (15.0%) |
3位 | うつ・うつ状態 (11.9%) | うつ・うつ状態 (10.7%) | うつ・うつ状態 (13.7%) |
4位 | 高血圧症 (11.5%) | 高血圧症 (10.5%) | 高血圧症 (13.0%) |
5位 | アルツハイマー型認知症 (10.9%) | アルツハイマー型認知症 (9.7%) | アルツハイマー型認知症 (12.9%) |
6位 | 慢性閉塞性肺疾患 (10.2%) | 慢性閉塞性肺疾患 (9.4%) | 慢性閉塞性肺疾患 (11.4%) |
7位 | 肥満 (9.2%) | 肥満 (8.3%) | C型慢性肝炎 (11.1%) |
8位 | 気管支喘息 (9.1%) | 気管支喘息 (8.0%) | 気管支喘息 (10.9%) |
9位 | C型慢性肝炎 (8.5%) | 脳梗塞 (7.8%) | 肥満 (10.5%) |
10位 | 骨粗鬆症 (8.3%) | 大腸がん (7.6%) | 骨粗鬆症 (9.3%) |
※「ペイシェントマップ」
日本最大級医療従事者向けポータルサイト「m3.com」に登録している医師会員のうち、全国11,052人に、122の疾患に関する診療状況についてのインターネット調査の結果からデータベースを構築し提供するサービスです。診療科別の疾患状況の分析や、ポテンシャル把握やターゲティングなどまで幅広く活用することが可能です。
「ペイシェントマップ」は2008年9月末から10月中旬に実施いたしました。