プレスリリース

　株式会社社会情報サービス(SSRI)の中国現地法人SSRI-CHINA(艾斯信息咨詢有限公司)は、上海の医薬品市場調査会社HIMA社の株式３３．３％を取得しグループ会社といたしました。

　欧米や日系製薬企業は中国市場への本格市場参入を進めております。人口１３．５７億人の中国は、糖尿病患者を一つ例にとっても今や１億人を超え、世界の糖尿病患者の３人に１人は中国人であるとも言われ、将来の糖尿病用医薬品の巨大市場となる可能性を含んでいます。同様に生活習慣の西洋化から慢性疾患の規模も拡大中であり、また深刻な大気汚染によりCOPD患者も急増していると言われています。２０１２年時点で中国は富裕層が１億２０００万人いると言われ２０２０年には２億８０００万人に増加するとの予測もあり（ボストンコンサルティング）、政府による総医療費抑制の施策も打ち出される中でも新薬の需要は拡大すると見られております。
　社会情報サービスは、駐在員事務所（大連）を２０１２年にSSRI-CHINAとして現地法人化し、現地の情報収集拠点としてきましたが、この度上海の医薬品専門市場調査会社であるHIMA社への出資により、２社共同で日本や世界の医薬品メーカーのマーケットリサーチ需要の開発を目指すことになりました。